神奈川在住、旅する歯科衛生士鴨志田のオリンピックまでまだたどり着かないブログ④、もう年末やんけ!!と、そろそろ振り返り、辿り着こうと思います(笑)
フランス高速鉄道のユーロスターに乗ってバスケの開催地であるリールへ向かおうとしたホテルでの朝。テレビをつけたら不穏なニュース。フランス語わからないので翻訳アプリをかざしたら、テロで鉄道に乗れないと!
予定変更し、レンタカーで14時間程走って、夜中の1時にリールにある宿泊地へ到着し、なんとか現地で1週間バスケを観戦することができました。日本男女やアメリカ等の計8試合程観戦しました。男子バスケは2戦目が現地フランスと対決。今年の日本のバスケ史上、ずっとメディアに言われるであろう、河村選手のファールの疑惑判定の試合。SNSやネット上ではフランス贔屓だ!と言われてましたが、現地で観戦してたフランス人も今のは河村選手のファールじゃないよ!と周りの客席のフランス人の方々も冷静にレフリーに反抗してて、個人的には面白かったんですが、日本に帰国してこんなに大騒ぎだったことに驚いたのが正直なところでした。
そしてバスケと言えば、アメリカ戦はもうフランス贔屓のレフリーすら実力でひれ伏せさせてて、これこそ本当のプロスポーツ!の醍醐味もありました。
今、八村選手がいろいろ賑わせていますが、本音を言ってしまえば、昨年のワールトカップと違ってオリンピックはより政治的背景など、いろいろ私自身も肌で感じるところはありました。それでも、選手達は一生懸命やってる背中を見せてくれました。そして、私達外国人をフランスの方々は優しく受け入れてくれました。会場に向かう電車の中で、息子に席譲ってくれたり、いろんな国の人と電車の中でバスケの話をしました。会場でも隣のフランスの方がこの曲はフランスで有名なんだよ~と教えてくれたり、とにかく人の温かさに沢山触れたオリンピックでした。
スポーツとしてのオリンピックってよりは、スポーツを通して、世界中の人の心が繋がることをオリンピックと呼びたい。こんなに一体感を生むスポーツの素晴らしさ。その心が繋がれば、世界は良くなるはず。そう思えたオリンピックでした。だからこそ、その一体感を作ってくれるアスリートやそこに憧れる子供達の夢のお手伝いを出来る日本スポーツTC協会でありたい。スポーツから心の平和を、世界の平和を願いたい。そんな一年を締めくくりたいと思います。
2024年、皆さんどんな年でしたでしょうか?2025年もよろしくお願いいたします!