まさえ パリへ行く! 〜出国編

神奈川在住、旅するスポーツ歯科衛生士!?鴨志田です!

オリンピックを見にフランスへ旅に出てました。いや、もはやフランスだけではないのですが、1ヶ月ほど旅に出てました。

そんなわけで、ちょっとアスリート目線?医療従事者目線?で、今回の旅でいろいろ感じたことを、順次上げて行きたいなと思っていますので、お付き合いいただけて、何か感じるものがあれば幸いです。

皆さんはよく飛行機乗りますか?
2~3時間のフライトはまだいいのですが、10時間以上のフライトはなかなか体がきつい!!よく聞くと思いますが、空気の乾燥や、むくみ。着圧ソックスに最低限の化粧水等の液体物は個人的にマストアイテム。
そして、ありがちなのが、トイレに行きにくいので、つい水分控えると思うのですが、それをしてしまうと、余計に浮腫む原因になるので、それなりの水分摂取とトイレのタイミングも大事だったりします!乱気流に入るとトイレに行かせてもらえない。食事提供のタイミングだとトレーを運んでて通路が通れない(笑)。更に食後のトイレは渋滞(笑)
そして、水分の問題ですが、フライトの時間になっても天候の問題や滑走路の渋滞でなかなか飛ばない。1時間待たされることもザラです。そういう時はCAさんもそばにいなかったりすることもあるので、持ち込みでペットボトルの水は1~2本、持っておくことをおすすめします。着陸時にも、同じことがよくあるので、そのくらいあると安心です!
足りない人はサービス提供中にお水もらって、またペットボトルなりマイボトルに入れてもらうことも出来るので臨機応変に。

ちなみにフライト中、女性の場合は、ホルモンの影響も受けたりもします。ピルを飲んでたり、競技や年齢、体の個人差でそこは人それぞれですが、気圧で頭痛起こすこともあるので、私は鎮痛剤も持ち歩いています(アスリートの場合はドーピング問題もあるので、それも確かめた上での持参をお奨めします)。また歯科衛生士の私として気を付けて欲しいポイントとして、気圧の影響で治療中の歯があったり、親不知が痛みだすことがあるのでそちらも注意!

ちなみに以前、ロングフライトでバスケの日本代表メンバーと同じ飛行機になって、当時はみんなエコノミー。2mあるメンバーが10時間近くをエコノミーですよ(^-^;
前も横も選手だったので、窮屈そうに何度も立ってストレッチしたり…(ToT)
大変です。
そして、もう1つ大変なのが、時差と睡眠問題。飛行機寝ていこう!と思っても、周りで何度もモサモサ立たれたら気になって寝れません!逆にフライトの時間によっては、寝てしまうと時差ボケになるから、寝ない方がいい!というパターンもあります。個人旅行ならフライトの時間も国も選べますが、大会となると、選手達にその選択肢はないので、置かれた状況でいかに上手く過ごすか…。

今回のフライトでも、世界選手権に出るというカヌーの選手達と同じ飛行機になったのですが、それなりに直前で席を取ったんでしょう、みんな席バラバラのエコノミー。入国審査を待つ列で1人寂しそうにしていた子がいたので、話かけたら、そんな事情を話してくれて、しかも今回が初めての海外だそうで、1人で列に並んで不安そうでした。

意外とアスリートは、そういう部分を見落としがちだったり、若いから知らない、気にしてない、等々あったりするので、周りがさりげなくアドバイス出来ると素敵ですよね!
飛行機1つでもパフォーマンスは変わる。
庶民の私ですら変わるので(笑)医療目線でもアスリート目線でも、意識してもらえるといいな~と思っています!

そんな飛行機編のブログ①でした!
時差ボケ起こすこの時間の差
イスタンブール空港到着の夕焼け